三条商工会議所TMO事業運営委員会(馬塲信彦委員長)の協賛事業である「屏風まつり」は、ことしも三条まつりにあわせて13日から16日まで4日間にわたり開催。今年度は、三条中央商店街振興組合と(協)一ノ木戸商店街に加え、新たに(協)東三条商店街も主催に加わり、丸井今井邸をはじめ市内15会場で30点あまりの屏風を展示し、好評にて終了した。

 5回目となる今回は、昨年の三条市の合併に伴い、栄地区の農村環境改善センターと下田地区の諸橋轍次記念館も展示会場に加え、昨年より4会場増えた。

毎年楽しみにしてくださるリピーターを飽きさせないようにと、市民の協力を得ながら各地区より貸し出された屏風は初公開の作品も多い。栄地区会場である農村県境改善センターでは、旧三条市からの名誉市民、岩田正巳画伯の作品「尾津の一本松」を展示。岩田画伯の屏風は5双ほどしかないと言われるなかの貴重な屏風とあって人気を集めた。


 メーン会場の丸井今井邸では、恒例の「源平合戦図」のほかに、六曲一双屏風「みやこびとの春秋」が初めての展示。大名屏風といわれる造りで、金箔を多くあしらった豪華な作品は当時の町人がもつことは稀であったという。その他の会場でも三条にゆかりのある狩野梅笑や三条が生んだ有名な越後文人である村山半牧、田中永雲、藤沢越堂、長谷川嵐渓、巻梧石などの作品が見学できることもあり、多くの来場者を記録した。

 このたび当所では期間後に自主展示会場や飲食協力店宛て「屏風まつり経済効果測定」と題したアンケートを実施し、屏風まつりにおける経済効果について調査した。「経済効果あり」と回答された方のなかには売り上げが普段に比べて10〜30%上昇などの報告もあり、屏風まつりの知名度の向上が、三条市の名物観光スポットとして中心市街地の見直しにつながっていることがうかがえる。また、三条市の文化継承・振興を兼ねた当イベントにより、まちのイメージアップとしての効果も報告されており、恒例となった当事業のさらなる発展に期待したい。


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